長女のさららは5歳になった
5歳になり、色々なことが理解できるようになってきた。
女の子なので、大人顔負けのおしゃべり
田辺家は 家族みんなが竹の仕事をしている
弟子の職人さんも3人いる
子供たちはその3人が大好き
まだ子供なので、みんながいる仕事場で一緒に
お仕事をするのが、何か大人になったような気がするのかもしれない
修業はじめは、小学校入学からと思っていたが
本人たっての希望で5歳で始めることにした
修業はじめは
『四ツ目編み』
竹工芸の編組は100種類以上あるが
『四ツ目編み』はその中でも、もっとも基礎の編み方
私も小さい頃、時間があれば仕事場にいた
色々な道具や
竹を編んだり、割ったり
漆を塗ったりするのを見るのが好きだった
知らない間に
雰囲気や目で、竹で作品を作ることを理解していったように思う
幼いころから、雰囲気や空気を感じることが大切なのだとおもう
それが自分のアイデンティティとなる
次女のかぐやも
お姉ちゃんが楽しそうに編んでるので
真似をする
でも3歳には、さすがにまだ編めないね(笑)