9月に引きつづき
第2回目の佐渡の竹工芸科の特別授業に
2011年12月5日から9日まで
新潟県の佐渡に行ってきました
今回のテーマは
「東北大震災からの復興」
3月11日に起こった震災
誰しもが、目の当たりにし
衝撃と傷を負った出来事でした
被災地ではない私たちには想像することができないほどの
大きな被害を受けた被災地
自分なりの表現でしかできないですが
復興を形に表すことも
竹作家として必要なことであると感じます
今回は「東北大震災からの復興」をテーマに
クロチクを用い、竹のアート作品を制作しました
この生徒さんは
自然や人間社会が続く輪廻を
スパイラルにして表現しています



この生徒さんは
復興での人のきずなを
「手」をキーポイントに制作しているところです



この生徒さんは
震災での原子炉の爆発を一つの象徴として
制作しています




この生徒さんは
これから生きていくために踏ん張るための
2本の足を象徴に作っています


皆さんオリジナルの作品を作るのは初めての体験でした。
今までは見本があり、それを模写していたのですが
今回は自分の感じる心を
形にするという授業でした
震災と言う大きな出来事を形にすることは難しいですが
物作りのアーティストとして生きて行く以上
避けては通れない事だと思います
ほとんどの皆さんが卒業ですが
プロの作家に皆さんがなることを望んでいます
